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| 不動産の掘り出し |
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掘り出し物件とは、相場よりもかなり安い物件とするならば、一般のユーザーが掘り出し物件を購入できる可能性は非常に低いです。
世の中にはさまざまな事情で相場よりも安く不動産を売却する人がいます。会社の資金繰りのためだったり、自分の事業に行き詰まったり、他の借金を抱えていたり、あるいは相続がからんでいたり、買い替えで現住居が売却できないリスクを避けるために下取りへ出すケースもあります。また、不良債権化した不動産が金融機関などからまとめて安価に放出されることや、競売前における任意売却のケースなどもあります。
通常、相場よりも2割〜3割安く取引がされるケースは、なにかしらの理由で、早急に現金化が必要なケースです。しかし、このような物件のほとんどが不動産業者により買い取られ、リフォームなどをして一般ユーザーへ
"相場で" 売却したりするわけです。買い取り専門の業者が何社も存在することを考えれば、
「相場よりも安く買える」
物件が決して少なくないことが分かるでしょう。
このような物件を一般ユーザーが購入できればよいのですが、様々な要因により購入できる可能性は低くなってしまいます。
まず、相場よりも格段に安く売却される物件は、販売する不動産業者からすると広告費をかけずに販売できるので、広告に出されることはありません。物件を取り扱う不動産業者と親密な付き合いがない限り、物件情報を入手することすらできないのが一般的です。
次に、このような物件はすぐに現金化できることが条件になっている為、住宅ローンを借りて購入資金を用意するとか、買主サイドのローン特約は、売主だけでなく債権者の立場からも容易には認められません。この時点で大半の一般ユーザーは対象外になってしまいます。
さらに、購入した物件に瑕疵
(隠れた欠陥など)
があったとしても、もともと資力のない売主なわけですから、その責任を追及するということは現実的に無理があり、物件購入のリスクはすべて買主が負う覚悟も必要になってきます。
最後にエリアの問題です。買い取り専門業者などは広いエリアで購入物件を探しているからこそ数をこなせるのであり、希望の価格帯や立地条件・築年数などが合致する物件にめぐり合える機会が少なくなってしまいます。
では、不動産買い取り業者が買取から転売をして、不当な利益を得ているのでしょうか。確かに単純な転売で利益を得ることも決してないとはいいませんが、多くの場合は、物件仕入れ時に媒介業者へ手数料を支払い、登記費用
や不動産取得税を支払い、リフォームに費用をかけ、広告経費・販売経費をかけ、さらには売却時にお客様をつけた媒介業者へまた手数料を支払います。そうすると、回りから見られているほど利益が残らないケースが多いのも実情のようです。
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